破損や傷についての対処
2016/06/09
引越し業者に引越しを依頼する場合、気をつけなければならないのが傷や破損です。傷や破損でトラブルになるケースは多く、事前に認識しておかないと後で面倒なことになります。
なんとか無事に引越しが終わるように祈るのではなく、傷や破損はあるものとして準備しておくほうが安心できます。
引越し業者の作業員はアルバイトも多く、根本的に作業に慣れていなかったり、丁寧でない方である可能性もあります。
まず、見積もりの時点で、荷物に傷がついたり破損があった場合はどうなるのか確認しておきましょう。
荷物は壊れる前提で、保険の適用やそのための費用が別途必要になるのかなどを明示してもらうべきです。また、その旨が書面に記載されていればなおよいでしょう。
引越し最中の注意点
次に、引越し最中の注意点です。
作業員が荷物を運んでいる時に、物が破損したり、壁にすってしまうようなことは少なくありません。作業員にとっては日常茶飯事なので、引越しする本人に比べて注意力は低いものです。
ちょっと壁にすったとしても、特に気にしないかもしれません。
自分で気付く程に荷物をぶつけてしまったとしても、引越しの依頼者が気づいていなければ、わざわざ自分から報告する人も少ないでしょう。
できればバレずに、最初からあった傷や破損として片付けてしまおうとします。当然ながら、作業員にとっては賃金にも影響してくるところだからです。
引越し最中は、極力作業員の行動は見ているようにしましょう。荷物を運び入れているときは平行して荷解きできれば時間の節約になるのですが、手を動かしながら作業員のチェックもできるとよいですね。
傷がついてしまったら
もし荷物や壁などに傷がついてしまった場合、その場ですぐに作業員に伝えましょう。後から指摘しても認めてもらえない可能性があります。
特に賃貸の場合、修繕の義務が自分に発生してしまうかもしれませんので遠慮することはありません。作業員の中にはあくまでも白を切る人もいるそうです。そういった場合は、見積りをお願いした営業の方にも連絡をしましょう。
賃貸の場合は大家さんにもその場で連絡するのがよいでしょう。部屋の写真を持っている可能性もあるので、傷の有無など比較出来るかもしれません。
引越し後
傷についての話は非常に多く、どの業者でもあり得ることです。最初から覚悟して、問題が発生した時にどのように対処するか事前に決めておくことが賢明です。搬出時、搬入時は眼を光らせ、搬入後は早めに荷解きして問題がないかチェックしましょう。
荷解きが遅れると破損などの責任を引越し業者に追求しにくくなってしまいます。新しい家に移ると、疲労感からしばらく荷解きしないダンボールも出てきてしまうかもしれませんが、最後にひとふんばりして問題のないことを確認しましょう。

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