荷造りの注意点
2016/06/09
梱包作業には想像以上に時間がかかります。
前日にちょこちょこっと作業して終わるようなものではありません。
10日~2週間程度前には作業を開始していないと間に合わなくなってしまいます。
まず、荷造りの前に不要なものをどんどん捨てる必要があります。不要なものまで梱包して引越し先に持って言っても意味がありません。
業者へ依頼する場合や、一括見積もりサービスを利用する場合は、引越しの見積り金額に関係してきますので、コンタクトを取る前に済ませて置いたほうがよいでしょう。
不要なものがあれば、時間を掛けたくないなら焼却施設に持ち込んで処分します。
焼却施設では処分料を取られますので、費用を掛けたくないならリサイクルショップに持っていけば少額のお金にはなるでしょう。
参考 →不用品の処分方法
引越し前日には梱包をすっかり済ませておかないと、当日バタバタしてしまいます。
業者を使う場合は、追加料金が発生する可能性も有りますので注意してください。
梱包資材の調達
ガムテープを大量に使用しますので、事前にホームセンターなどでまとめ買いしておく必要があります。
荷物の量によって異なりますが、ダンボールも20~50個近くは使うことになるので、準備しておきましょう。ドラッグストアで譲ってもらうのがオススメです。
引越し業者から無料ということでもらえるダンボールもありますが、事前に数を確認して、不足分は調達しなくてはなりません。
基本的には業者から提示されるダンボールの数は少ないことが常です。
梱包のコツ
本など重たいものは、小さめのダンボールに入れましょう。大きいダンボールに重たいものをたくさん入れ込んでしまうと、運びにくくなってしまいます。軽くてかさばるようなものは大きめのダンボールでも大丈夫です。
異なる季節に使う衣類や、普段はあまり使わないもの、動きの少ないものから荷造りすれば、普段の生活への支障が減ります。
日常的に使うものはリュックや旅行バッグで当日移動させれば、引越し先でもすぐに使うことができます。ちょっとした旅行と捉えればよいでしょう。
また、食器や割れ物は、衣類で包むことで効率的に梱包をすることができます。その他、新聞紙、タオルで包む方法もありますが、エアキャップ(プチプチ)を使うこともでよいでしょう。
この場合、ゴミが増えるというデメリットがあります。安全を期してエアキャップを使用する場合は、プチプチを内側にして包まないと意味がないので注意が必要です。
梱包にはガムテープが必要になりますが、できれば紙製ではなくて布製のガムテームが便利です。紙製のガムテープは重ね張りがしにくく、使い勝手がよくありません。ダンボールの上面、底面は、十字にガムテープを貼っておけば強度が増します。
番号を振る
ダンボールで荷造りする場合、中身が見えないことで時間を無駄にしてしまうこともあります。かと言って、中身を細かくメモする必要はありません。
まず、引越し前と引越し後の家の間取りを書いた用紙をそれぞれ準備します。簡単な手書きのものでも十分です。
引越し前の間取り用紙にて、それぞれの部屋や場所に番号を振り、そこで荷造りしたダンボールにも同じ番号を書いておきます。大きくマジックで書いておけばわかりやすくなります。
これで、どこにあった荷物がどのダンボールに入っているかわかります。番号を見るだけで済んでしまいます。
その後、ダンボールを荷解きする場所についても同じように番号を振っておきます。
ダンボールには、引越し前後の2つの番号が記されることになります。
引越し前の番号だけ丸で囲んだり、引越し後の番号へ向けて矢印をつけたりすればわかりやすくなるでしょう。
引越し後の家では、事前に間取り用紙に振っておいた番号の場所へ、同じ番号が書いてあるダンボールを持っていって荷解きするだけです。引越業者を使う場合は、作業員にも間取りのコピーを渡しておけば、細かい指示をすることなく、所望の場所へダンボールを持って行ってくれます。

引越しの際には「一括見積りサービス」を使って、引越し費用の比較をするのが一般的です。
ところが「一括見積りサービス」にも色々とあるのですね。
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